科目名 | 基礎ドイツ語Ⅰ-1,Ⅰ-2 |
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対象 | 文学・教育学部 1セメスター |
担当教員 | ナロック・ハイコ(文学研究科) |
受講人数 | 29人 |
授業内容 | 4技能においてドイツ語の総合的能力を基礎レベルで取得する |
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授業形態 | 本授業は週2回(月、水)行われるが、月曜日はClassroomにアップロードする収録動画を活用し、水曜日に実践する部分を前もって解説する。また、提出締切り後の宿題・課題についても解説を行う。 水曜日はZoomを活用し、リアルタイムに学習者同士のコミュニケーションや課題への取り組みを中心とした授業を行い、その動画を後にClassroomに掲載する。ただし、リアルタイムでの授業参加を原則とする。 毎回簡単な課題を課す。提出は次の授業まで(3,4日後)。 |
使用LMS | Zoom, Google Classroom |
評価方法 | 毎回の宿題・課題、授業参加のデータをベースにし、最後にZoomを活用した全員と教員の一対一で行ったリアルタイムインタビューを加味した。 |
工夫した点 | ・水曜日にZoomで毎回、複数回にわたってブレイクアウトセッションを作った。これによって受講者同士のコミュニケーションが成立した。
本授業の目的と内容を超えた問題ではあるが、特に1年生は、対面授業はなく、部活もないから、通常の社会関係・人間関係が成り立っていない。この授業を通して、同じ1年生とコミュニケーションがとれて一安心した受講者は少なくなかったように見受けられた。 ・授業形態等について受講者に複数回アンケートをとった。また、個人的に気づいた点、気になった点などについて、授業中にチャットに書き込んだり、授業後にメールをするように促した。
・授業が進むにつれて、提出された課題に対する個人的なコメントを増やしたが、これがモチベーションの向上にもつながったように見受けられた。
・月曜日の収録動画のためにはCamtasiaというビデオ編集ソフトを活用し、高品質の動画を作成した。
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反省すべき点 | ・月曜日に解説した内容を水曜日に実践するという方式では、重なる部分が大きい。それが復習になって受講者にとって効果的なのか、あるいは無駄はないのかは、なかなか把握しにくい。2期には、月曜日に水曜日と異なる内容を導入する予定である。 |
その他気が付いたこと | ・リアルタイム授業への出席率は通常9割以上だった。一人一人の状況は異なるが、1年生で通常の大学での人間関係・社会関係が成り立たないまま、Zoomのブレイクアウトセッションを通して他の1年生に触れることができ共に学習ができたことは、多くの受講者に歓迎された。 |