科目名 | 心理学総合演習Ⅰ |
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対象 | 文学研究科 総合人間学専攻 心理学専攻分野 1学期 |
担当教員 | 阿部恒之、坂井信之、辻本昌弘、荒井崇史、河地庸介(文学研究科) |
受講人数 | 20名 |
授業内容 | この授業の目的は、修士論文や博士論文につながる実験・調査の計画、遂行、結果のまとめや考察を進展させることにある。授業では、受講学生各自の研究テーマについて順次報告し、受講者全員で討論を行った。 |
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授業形態 | Google Classroomを授業のプラットフォームとして活用し、発表やディスカッションを行った。具体的には、受講生各自の研究について、研究計画、これまでの研究成果をPower Pointにまとめ、所定の日時までにアップロードするように求めた。その上で、受講生相互のディスカッションをGoogle Classroom上で行うほか、授業制限の緩和後には、感染予防を徹底した上で対面での発表機会を設けた。 |
使用LMS | Google Classroom |
評価方法 | 本授業の受講生が提出した発表資料並びにディスカッションに対する姿勢などに基づいて最終評価を行った。 |
工夫した点 | ・インターネット環境が不安定であっても、発表やディスカッションが随時行えるように、Google Classroom上にてやり取りが完結できるように配慮した(「クラスのコメント」の活用など)。
・学生のインターネット環境が不十分である場合に対応して、オンデマンド型の発表資料掲示で対応した。 ・プレゼンテーションスキル醸成のために、最小限度の対面の発表機会を設けたこと。対面の発表機会においては、マイクにカバーをかけて発表のたびに交換し、同時に接触部分のアルコール清拭を徹底した。 ・登校できない中でも、上級生や下級生が交流できる場を提供できた。 |
反省すべき点 | ・授業制限の緩和後に対面での発表機会を設けたが、時間的な制約上、発表時間や発表回数はどうしても制限せざるを得なかった。この点は、Google
Meetを活用するなどリアルタイムでの発表を考える必要もあるかもしれない(ただし、学生のインターネット環境を考慮する必要あり)。
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その他気が付いたこと | ・学生によってはインターネットに接続できても、接続が不安定な場合があり、Google Meetなどのリアルタイムでの発表が困難な場合がある。リアルタイムでの遠隔発表を考える場合には、インターネット接続の不安定さなど不測の事態にどう対応するかを事前に考えると良いと思われる。
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