オンライン授業グッドプラクティス

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社会環境工学実験

NO 76
科目名 社会環境工学実験
対象 工学部 建築社会環境工学科 5セメスター
担当教員 Anawat Suppasri、Xuantinh Nguyen、加村晃良、佐藤翔輔、覃宇、内藤英樹、野村宗弘、宮本慎太郎、山田正太郎、皆川浩、京谷孝史
受講人数 65人
シラバス→
授業内容 コンクリート・鋼・土質の材料実験、RC・鋼製梁の曲げ試験、管路・開水路・跳水の水理実験、凝集・水質実験について、1テーマ/週で実験を実施し、レポートを提出する。
授業形態 リアルタイム、オンデマンド、両者併用
使用LMS Google Classroom
授業の進め方
〇授業はリアルタイムとオンデマンドの併用であるが、完全オンライン化を実現するために、次のような対応を実施した。
・実験の様子を事前に撮影し、Classroomに動画をアップ
・実験の内容をパワーポイントファイルなどで説明。
・実験に関連する一般公開されている動画(YouTube)を収集し、そのURLをClassroomで学生に周知し、補助資料として活用。
・実験データは仮想データをClassroomで配信。
評価方法 レポートの内容で評価。(従来通り)
工夫した点
〇必修の授業ということもあり、Meetへの接続状況を毎週チェックし、学生のネット接続状況をフォローした。
〇当初、出席はMeetのログのみを確認していたが、ログインしても実際には授業に参加していないと思われる学生がいたため、授業開始時にチャット機能を利用して出欠をとるようにした。
〇リアルタイムで接続が困難な学生については、メールで連絡するように指導した。
反省すべき点
・完全オンラインになったため、学生間の情報交換が例年通りになされているか、窺い知ることができなかった。(が、大きな問題はなさそう)
その他気が付いたこと
〇対面授業では以下のような不都合が発生することがある。
・実験室は広く声が届きにくい。そのため説明が聞き取りにくい。
・15名程度の学生が一つの装置や測定状況の説明を受ける場合、装置や測定状況を遠目でしか確認できない場合がある。
しかし、オンライン授業では、あらかじめ動画を撮影・編集しておくこと(見せたい場所をズームアップするなど)で、上記の問題が解消される点があった。
〇対面授業に切り替わっても、Classroomをプラットフォームとして活用することは授業の効率化に役立つ。

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