オンライン授業グッドプラクティス

  • HOME
  • 水理学B及び同演習

水理学B及び同演習

NO 75
科目名 水理学B及び同演習
対象 工学部 建築社会環境工学科 5セメスター
担当教員 梅田信、小森大輔
受講人数 65人
シラバス→
授業内容 管路、開水路の流れについての基本、次元解析について、1時間の講義の上、1時間の演習を行う。
授業形態 リアルタイム、オンデマンド、両者併用
使用LMS Google Classroom
授業の進め方 前半と後半で、それぞれ小森、梅田の担当とした。
前半はリアルタイムを中心に行い、講義概要の動画を後からの参照用に用意した。後半はオンデマンドを中心に行い、時々、補助的な説明を実時間中に短時間行った。
演習は、4人のTAにそれぞれMeetの会議室を割り当てて、演習時間中は接続して待機。質問のある学生は、そのいずれかに接続して、質問をするという方法をとった。
評価方法 遠隔方式で試験を行った。これと演習の点数の加算ではあるが、結果的には従来どおり、ほとんど試験の点数での評価になった。
工夫した点
・授業について:リアルタイム式では、毎回一人の学生を指名し、その学生に理解を確認しつつ進めた。オンデマンド式では、穴埋め式の資料を用意し、それをタブレットによる板書で説明を行った。
・遠隔試験について:学生は試験時間中カメラを点灯させ、形だけでも監視する形態をとった。試験問題は試験開始から20分程度画面に表示して、それを書きとらせた。答案は各自のレポート用紙に書かせ、Classroomの課題として、その場で提出させた。
反省すべき点
・オンデマンドは、どうしても準備に時間がかかる。
その他気が付いたこと
・オンライン試験では、カメラで形だけの監視は行っていたが、実際には何をやっているのかほとんど分からない状況であった。実際、答案を採点すると、明らかに試験中に学生同士でやり取りをした組み合わせが、いくつか見えた。だが、突然答えが出てくる、間違った途中計算から正答が得られている、同様の不自然な不正解があるなど、答案からかなり状況が読み取れた。また、「解答の経過、途中計算も採点対象」としていたので、これらの解答はそれなりの評価とした。

<< 前のページに戻る