オンライン授業グッドプラクティス

  • HOME
  • 建築性能論

建築性能論

NO 73
科目名 建築性能論
対象 工学部 建築・社会環境工学科 5セメスター
担当教員 西脇智哉(工学研究科)
受講人数 48人
シラバス→
授業内容 建築に要求される機能・性能について、建築を構成する各部位の材料・工法と要求性能の関係などを概説する。
授業形態 Google Meetによるリアルタイム講義を通常の講義時間帯に行った。講義中はslido(https://www.sli.do/)を使って匿名での質問・コメントを募ったほか、同サービスによるクリッカー機能(リアルタイムのアンケート・クイズ)、講義の最後に振り返り問題を出題した。MeetプラグインのNodによるリアクションも促した(余り機能しなかった)。最後の振り返り問題はslido機能の一つの早押しクイズ形式により、その場で順位を出して学生に参加インセンティブを与えた。また、この他に出席確認用として簡単な問題(〆切は当日中・A4用紙半分以下の記述量)を課し、同時に質問やコメントを記入させた。ここでの質問・コメントにはClassroomでの返却時に一言コメントを返したほか、次回講義の冒頭でも簡単に紹介した。講義録画および講義資料はClassroomに掲載した。
使用LMS Google Classroom
評価方法 テストは実施せず、毎回の出席確認課題(上述)とレポートを課してこれらの総合スコアを成績とした。上述の振り返りクイズの上位入賞者にはやや加点を行った。
工夫した点
・講義中にクリッカーによる意見聴取・理解確認を行うために、講義内容とリンクさせた設問を準備した。
・同様に、最後のクイズについても簡単な選択式問題として準備した。
・例年以上に質問・コメントを多く受けた。学生側からのアクションが難しいものと思われる。できる限りすべてに回答(講義中・Classroomでのコメント)した。
反省すべき点
・Nod(いわゆる「いいね!」機能)をうまく機能させられなかった。学生のコメントでは、匿名でなければ合いの手を入れるのも憚られるとのこと。
その他気が付いたこと
・slidoのクリッカー機能、匿名質問、振り返りクイズは概ね好意的に受け取られていた。学生側に参加している意識ができたと思う。
・上述のように、学生からのアクションを起こすことが例年よりも難しいのではないかと考える。匿名でなければ質問できないと思う心理はやや寂しいが、できるだけ掬い上げられるような仕掛けとして、slidoは優れていた。

講義の振り返りクイズ(終了後に黄色の簡単な解説文を追加してClassroomから配布)

クイズの上位解答者が掲示される。入賞したものに出席点+α

出席確認で課した簡単なレポートに質問・コメント欄を設け、記載がある場合は一言コメントを返した。次回の講義冒頭でもできるだけ取り上げて紹介した

<< 前のページに戻る