科目名 | 生命工学 |
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対象 | 農学部 5セメスター |
担当教員 | 新谷尚弘(農学研究科) |
受講人数 | 55人 |
授業内容 | 微生物バイオテクノロジーの基盤的技術とその利用 |
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授業形態 | Google Meetを使って録画した講義の動画および講義に使用したスライドPDFを毎週水曜日にGoogle Classroomを通じてオンデマンド配信した。動画視聴の確認は、Google Formsを利用した多肢選択方式の小テスト(提出期限:火曜日)で行った。期末試験の代わりにセメスター中に課題を3回出題し、最終回にそれらの解説をリアルタイムで行った。 |
使用LMS | Google Classroom |
評価方法 | 動画視聴を出席点とし(小テスト解答の正否に関わらず)、3回出題した課題の評価と合わせて全体の評価とした。 |
工夫した点 |
・課題は単に知識を問うたり、調べたりするものではなく、授業内容の知識を活かして思考させる内容にした。
・第1回目の配信後、Google Formを利用してスムースに動画を視聴できたか(問題なく動画をダウンロードできたか、ストリーミング再生できたか、音声が聞き取りにくくないか)を調査した。
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反省すべき点 |
・小テストの解説を次回の講義の冒頭で行って欲しいという要望があった。
・なるべく水曜日の午前中に動画をアップロードするように心がけたが、遅れたこともあった.本来は水曜日1校時の講義なので、時間どおりにアップロードして欲しいとの要望があった。
・各回の最後にまとめのスライドがあると授業内容の定着に役立つのではと学生からフィードバックがあった。
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その他気が付いたこと |
・最終回終了後に行った調査によると、9割程度の学生がリアルタイム授業よりオンデマンド動画による授業の方がよいと感じていることがわかった。その理由として、1)自分の生活リズムに合わせて視聴できた、2)途中で動画を停止して自分で理解したり調べたりする時間をとることができた、3)理解できなかったところを何回も繰り返して視聴できた、などがあった。特に、多くの学生が3)を理由として挙げており、今までの対面授業にはない学習効果が期待できた。
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