科目名 | 英語B1 |
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対象 | 全学教育 1セメスター |
担当教員 | 桜井 静(高度教養教育・学生支援機構) |
受講人数 | 41人 |
授業内容 | 学術的英語運用能力(リスニングとスピーキング)を高めるための全学教育英語教育。英語講義を聴きながらノートを取るスキル、口頭要約スキル、意見の効果的な伝達スキル、Q&Aスキルの向上を目指す。TOEFLテスト対策(リスニング) |
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授業形態 | 授業動画と資料をISTUで配信するオンデマンド型とZoomを使ったリアルタイム型の授業の併用。(アンケートで「両方行いたい」という学生の回答が大多数だった。)Google Formsを使用して試験や授業の振り返り、課題の提出等を行った。 |
使用LMS | ISTU、Google Classroom |
評価方法 | 出席と授業参加=20%、課題=50%、テスト(3回)=30% 試験は、Zoomで教員が監督しながら、Google Formsでリスニングの多肢選択問題を出した。スピーキングテストはZoomを使用。課題はISTU上で提出・評価。 |
工夫した点 |
・Zoomのブレイクアウトセッション機能を活用し、学生間の英語による意見交換、協働学習、スピーキングテスト等を実施。学生は多くのクラスメイトと英語によるインタラクションを有意義に感じていたようだった。教員はできるだけ多くのグループセッションに参加して、学習状況を把握し、フィードバックを与えた。
・Google Sheetsを使用し、語彙表や例文リストを作成する共同作業を取り入れた。
・TED Talksを多聴する課題を出した。最終的には字幕なしで理解が深まるまで何度も再聴する大切さを指導。授業では、ペア・グループで自分が視聴したTED Talkの口頭要約、Q&A、おすすめトーク紹介等の活動を積極的に実施。
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反省すべき点 |
・ISTU上の動画配信に関しては、「映像が止まる」、「見にくい」等の苦情が学生から寄せられたが、学期の途中での他のLMSへ移行が難しかった。
・配信した授業動画は、授業日から一週間以内に視聴する期限を設定したが、ぎりぎりまで取り組まなかったり、視聴や課題提出を逃したりする学生もいた。
・遠隔授業だと学生一人一人と向き合いにくい。Zoomでの授業後やEメールで質問や相談を受けつけたが、連絡をよこす学生も限られていた。クラスラポール構築にもどう取り組んでいったら良いかが課題である。
・遠隔授業だと課題が多くなりがちである。量とタイミングを検討したい。
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その他気が付いたこと |