科目名 | 草地科学 |
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対象 | 農学部 応用動物科学コースほか 7セメスター |
担当教員 | 小倉振一郎(農学研究科) |
受講人数 | 31人 |
授業内容 | 草地の成立と生産力について学習し、次いで家畜への飼料価値と消化性、ならびに家畜による放牧利用について学習する。さらには、エネルギーバイオマス生産や野生生物揺籃の場といった草地の多面的機能についても学習する。 |
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授業形態 | 講義で使用するパワーポイントを作成し、それを用いてGoogle Meetを使って講義動画を録画した。その動画をClassroomに掲載(アップロード)し、オンデマンド方式で実施した。講義に利用したスライド(配付資料形式)および図表ファイルもClassroomに掲載した。 毎回、簡単な宿題(A4レポート用紙で2ページ以内、6回)または視聴確認クイズ(5回)を課した。視聴確認クイズはGoogle Formで作成した。宿題の提出期限を1週間、クイズの回答期限を5日間とした。授業最終日には、全体の中で重要なところをまとめた「復習テスト」をGoogle Formで作成し、回答させた。 |
使用LMS | Google Classroom |
評価方法 | 宿題の評価については提出状況と内容により行った。 視聴確認クイズについては、回答内容をすべて確認したが、内容の採点は行わず回答の有無を記録し、成績に反映させた。 毎回の宿題の評価と視聴状況をあわせて授業の評価とした。期末試験は実施しなかった。 |
工夫した点 |
・原則としてオンライン授業となったことから、学生が生活リズムをつかみにくいだろうと考え、できるだけ生活リズムをとることができるようにするため、以下のような対応をとった。
1) この科目は本来月曜日の第2講時であることから、講義動画のアップロードを毎週月曜日の午前中に行った。 2) レポート提出期限を1週間後、すなわち翌週の月曜日の午後5時までとした。また、Google Formで作成した視聴確認クイズはその週の金曜日の午後5時までとした。ただし、遅れて提出した場合でも受け付けられるよう、常に回答可能な状態を保った。 3) レポート提出は電子メールで各学生から直接私に提出されるようにした。レポート提出メールを受信後、速やかに内容を確認し、各学生に受理した旨の返信およびレポート内容についてのコメントを返すようにした。また、次回の講義の最初に全体的な好評と解説を行った。 4) Google Formによるクイズについては、すべての学生から回答が出そろった時点で集計し、次回の講義で正解の内容と回答状況を解説した。 5) レポート提出やGoogle Formへの回答がみられない学生に対しては、Classroomでリマインドを出すとともに、当該学生に個別に電子メールで連絡し、生活状況やネットワーク環境等について様子を聞いた。 ・こうした対応がどの程度効果的だったかはわからないが、結果としてすべての学生がしっかり授業に取り組んだと思われる。ドロップアウトした学生はいなかった。
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反省すべき点 |
・オンラインの授業が初めての経験であったため、アップロードした動画にスライドが映っていなかったり、説明が聞き取りにくかったりしたケースがあった(特に最初の方で)。これらについては全て録画をやりなおし、再度アップロードした。
・質問等については随時受け付けていたが、ほとんどなかった。電子メールでのレポートのやり取りの中で学生とは個別に意見交換できたので有意義であったが、学生が授業内容をどの程度理解しているか、もっとアンケート等をとればよかったかもしれない。
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その他気が付いたこと |
・特になし
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