科目名 | 契約法・債権総論 |
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対象 | 法学部学生2年生以上 |
担当教員 | 石綿はる美 |
受講人数 | 260名 |
授業内容 | 民法の契約法・債権総論についての解説を行う。 |
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授業形態 | オンデマンド方式 |
使用LMS | zoom(オンデマンド動画の作成に使用)、google Formsによる小テスト |
評価方法 | 平常点20点(毎回の小テスト)、期末レポート80点 |
工夫した点 |
・通常の授業と同様に受講ができるように、zoomのホストとして使うパソコンとは別にiPadでも会議に参加し、zoomのホワイトボード機能を利用して、適宜、板書を行うようにした。学生からも、板書機能で順を負って説明が受けられることはわかりやすかった、対面授業と同じ感覚で受講できたという感想があった。
・毎週90分×2コマの授業であるが、学生の負担を考え、30分程度の動画を6~7個を掲載するようにした。
・オンデマンド講義の場合、授業動画を見るモチベーションがわかない学生もいるのではないかと考え、google Formsを利用して、毎回、5~8問程度の復習課題を課した。問題は、司法試験予備試験や共通到達度確認試験の問題について、正誤を〇×で答えさせるというものにした。半分程度の学生は、課題提示から1週間以内に解答をしており、通常の対面授業において教室に出席している学生と同数程度の学生が、動画を見て復習課題に答えるというルーティンを実行していたのではないかと考えられる。学生からは、学習のモチベーションになった、動画の内容が理解できているかの確認ができてよかったという感想が寄せられた。
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反省すべき点 |
・質問には、メールで回答するということにしていたが、質問をリアルタイムで受ける機会を設けてもよかったと考えている。
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その他気が付いたこと |
・復習課題を設定することで、動画について、「視聴するのみ」にならず、能動的に学習ができたのではないかと感じた。また、復習課題で間違えると、なぜなのかということを考えるようで、講義内容や復習課題についての質問も、例年の対面授業の時よりも多いように感じた。復習課題を通じて、学生は、条文や判例を丁寧に読むということを習得したようであり、期末レポートの出来は、参考書等を参照できるとは言え、例年より良かったのではないかと感じた。
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