科目名 | 東洋史概論 |
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対象 | 文学部 3セメスター |
担当教員 | 大野晃嗣(文学研究科) |
受講人数 | 75人 |
授業内容 | 中国の明朝の歴史を中心に解説する。その中で、モンゴル帝国からの流れや、近世中国王朝の特徴を理解してもらう。 |
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授業形態 | Google Classroom(Meet)を使って、パワーポイントのスライドを学生と共有しながら、リアルタイムに講義を行う。毎回の講義を録画しClassroomにのせ、学生がスライドを書きうつせなかった場合に備える。講義の節目には簡単な課題を提出させる。締め切りは一週間程度。 |
使用LMS | Google Classroom |
評価方法 | 数回の課題と期末のレポートの内容によって評価した。 |
工夫した点 |
・パワーポイントのスライドを、手で書きうつしてもらうことを主眼におき、スライドを進める際に、スライド一面を一度に見せるのではなく、クリック毎に文章が現れる形式にした。また、液晶タブレットを外部入力装置として使い、地図や資料のスライドを見せながら、そこに直接要点などを書き込むことを行った。
・動画を載せる際には、トリミングを行い、サイズを落とすことに心がけた。
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反省すべき点 |
・授業中にチャットで質問をする学生がいたが、スライドショーの実行中には、そのチャットに気づかず返信できなかった。
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その他気が付いたこと |
・準備に非常に時間がかかるのが難点ではあり、また当初は、スライドの文章を進めるタイミングがなかなかつかめず、「もっとゆっくり進めて欲しい」といった苦情があって往生した。しかし、最終レポートの結果からすれば、例年になく理解が深く、また途中でやめた学生も少ない。特にこれまでの板書授業では、地図や資料の要所を大勢に示すことはなかなか難しかったのだが、今回は学生から「ポイントがわかりやすい」「見やすい」という反応が多かったので、擬似的に一対一を作り出すことのできることがオンライン形態の長所であると感じた。
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