科目名 | (科目外の講演会)就職活動相談会 |
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対象 | 法学研究科総合法制専攻(法科大学院)修了生 |
担当教員 | 吉永一行(法科大学院進路委員長) |
受講人数 | 14名 |
授業内容 | 法律事務所への就職活動について現役弁護士の先生に説明いただくと共に、教室内の参加者及びzoomを通じた参加者からの質問に答えていただいた。 |
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授業形態 | 教室での対面とzoomを用いたリアルタイム配信のハイブリッド |
使用LMS | zoom |
評価方法 | 特になし |
工夫した点 | ・教室で授業を行いつつ、それをzoomを通じて同時配信すること(ハイブリッド授業とよぶ)は、今後対面授業が行われる際に、体調不良者などに自宅からの参加の機会を確保するために必要となる可能性がある。
・授業担当教員が、パソコンをzoomにつなぎ、教室のマイクを使って教室に声を聞かせつつ、同時にその声をパソコンのマイクに吹き込めば、教室内とzoomとに同じ授業内容を配信することができる。しかしこれでは、教室内の学生の声をzoomに伝えること、逆に教室外の学生がzoomを通じてした発言を教室に聞かせることができない。また、教室の黒板をWebカメラで撮影してzoomに流しても、字が小さくて見にくくなってしまう。
・そこで、zoomに接続した中継用端末を教室のプロジェクタと音声入力につなぎ、教員や教室の受講生は別の端末(音声用端末)からzoomにつないで発言するようにすれば、その音声はzoomを介して、教室のスピーカーから発せられることになる。また教室外の学生がzoom通じてした発言も教室に聞かせることができる。中継用端末か音声用端末でホワイトボード機能を利用し、その画面を共有しつつ、教室のプロジェクタに投影すれば、教室内外いずれの学生にとっても見やすい黒板となる。
・相談会では、講師が複数いたが、それぞれに音声用端末を持ち込んでいただくことで、発言の都度マイクを回す必要がなく、接触感染のリスクを減らすことができた。
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反省すべき点 | ・端末のマイクの性能(特に指向性)によっては、教室のスピーカーから発せられる音を端末のマイクが拾ってしまい、ハウリングが起きる。端末のマイクの入力レベルを調整したり、スピーカーの真下で発言しないなどの工夫が必要である。
・音声用端末/中継用端末の処理速度、インターネット回線の容量、zoomでのサーバーの処理速度によっては、発言が教室のスピーカーに出力されるのに数秒のタイムラグが生じることがある(状況が良ければタイムラグはほとんど生じない)。なお、音声用端末への入力を、ワイヤレスのイヤホンマイクで行った時はタイムラグが顕著であった。
・いずれにしろ、実際に使う教室で、実際に使う端末を用いてリハーサルを行うことが強く推奨される。
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その他気が付いたこと | ・相談会では、1台の端末を会場全体を映すために使用した。zoomを通じた参加者からは、会場全体の雰囲気がわかるとして好評であった。 |