科目名 | ※特定の授業科目に限定しない オンデマンド型授業用のビデオファイルのデータダイエットを、ETAの支援の元に実施する、部局教員向けサービスの取り組み |
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対象 | 教育学部・教育学研究科 専門科目 |
担当教員 | 大河雄一、佐藤克美、小嶋秀樹(教育学研究科) |
受講人数 | 受講人数 |
授業内容 | |
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授業形態 | 事前に録画したビデオをオンデマンドで配信する授業形態を対象 |
使用LMS | Google Classroom |
評価方法 | サンプル |
工夫した点 | ・データダイエットの初回の依頼をGoogleフォームで受け付け、申し込んだ教員とETAをメンバーとしたGoogleドライブの共有ドライブを作成する。教員ごとに別々の共有フォルダを作成することで他の教員に見られずビデオファイルのやりとりが可能。
・Googleドライブの特定の共有フォルダを監視し、自動でフォルダ内のビデオを再エンコーディングするシステムを開発し、ETAをその共有フォルダのメンバーとして登録した。ビデオファイルを、システムのフォルダに移動させると、数分後にデータダイエットされたビデオファイルが作成される。ETAにエンコーディングソフトの細かな使用法を説明する必要がない。
・ETAは、サービスを利用する教員との共有ドライブにアップロードされたビデオファイルを、システムの共有ドライブに投入(移動)し、得られた結果を教員との共有フォルダに戻すだけでよい。すべての作業はGoogleドライブ内で済み、ダウンロードやアップロードなどのように、自宅で作業するETAのネットワーク環境に負荷を与える操作は不要。
・教員からのファイル登録の連絡は、部局のWebページからリンクを張ったGoogleフォームから行うようにし、フォームに申し込みがあれば、ETAのメーリングリストにメールが送られるようにした。ETAは、複数人でシフトを組み、担当の時間に作業を行い、作業終了時には、ETAがメールで教員に連絡をすることとした。
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反省すべき点 | ・ETAには、作業の記録をスプレッドシートに記入するようにお願いしていたが、記入誤りなどもあったため、ここも自動で記録をするようにした方がよかったかもしれない。 ・システムで教員とETAの間の共有ドライブを直接監視するようにできれば、ETAの負荷をさらに減らせたかもしれない。 |
その他気が付いたこと | ・再エンコーディングしたファイルとして、ビデオを2種類(そのまま圧縮、画面のサイズを2分の1にして圧縮率を高めたもの)の他に、音声のみを抽出したものなども提供していたが、「音声のみ」はあまり使われなかった印象。 ・多くの場合、データダイエットされたビデオファイルは、Googleドライブを使用して学生に提供されたが、Googleドライブに登録されたビデオファイルはGoogleによって何らかの処理をされてから提供されているため、データダイエットの効果が失われていないのかを確認する必要があるかもしれない。 |