科目名 | 教育情報デザイン論演習I |
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対象 | 教育学部 7セメスター |
担当教員 | 中島 平(教育学研究科) |
受講人数 | 20人 |
授業内容 | 何か困難なことをやり遂げようとするならば、長い期間にわたって強い意志を保ち、努め励み続ける必要がある。 この授業では受講者自身が、そのような、真剣に実践し続ける力を養うことを目的とする。 その目的を達成するために、受講者は自分自身に合う目標を決め、それに向かって毎日努力することが求められる。 その毎日のプロセスの中で、最新のテクノロジーを含めた古今の努力を継続するための方法を試す。 試した内容をクラス内外でディスカッションをしつつ、自分に合うものと合わないものを取捨選択し、あるいは自分に向いた新しい方法を見出していく。 |
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授業形態 | Google Meetを使ってリアルタイムに講義を行い、原則毎回の講義録画をClassroomに掲載する。半匿名化したリアルタイム投票システムとチャットを導入し、授業内容を電子ホワイトボードにまとめつつ、双方向性を保つ。土・日を含めて毎日課題を出し、教員もその課題を行う。 |
使用LMS | Google Classroom |
評価方法 | 評価基準を示した上で、原則自己評価。教員との見解が大きく異なっている場合には、教員が本人に伝えた上で評価を変更する。 |
工夫した点 | ・リアルタイムオンライン授業の利点を活かし、教員以外の授業内外のやり取りは、全て半匿名化した。具体的には、はじめに東北大IDのメールアドレスでシステムに登録後、システム上では各々が3桁の数字で表示され、授業内のやりとりはその数字を使って行った。課題は学籍番号と氏名を削除して、原則としてすべて共有した。
・サンプル |
反省すべき点 | ・成績評価。こちらの想定よりも低い自己評価を行う学生が3割程度いた。もし次回があれば、相互評価と組み合わせたい。 |
その他気が付いたこと | ・学生に恵まれた。20名中18名が100日間のうち、90日以上課題を行なった。
・実施した教員にとっても、学びの多い授業であった。これまでで最も公平に、学生に接することのできた授業だった。
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