オンライン授業グッドプラクティス

接合工学

NO 14
科目名 接合工学
対象 工学部 材料科学総合学科 5セメスター
担当教員 佐藤 裕(工学研究科)
受講人数 121人
シラバス→
授業内容 材料加工プロセスにおける接合工学の基礎について解説する。
授業形態 Zoomを使ってリアルタイムに講義を行った。講義動画を録画しておいたが,学生達に公開していない。講義に利用したスライドをClassroomに事前に掲載した。
2週間に1回のペースで小テスト(全6回)と課題(全2回)を課した。小テストの提出までの期間は3日間,課題は1週間とした。
使用LMS Google Classroom
評価方法 Classroomにおける「課題」とGoogle Forms選択方式の「小テスト」の点数を用いて授業の評価とした。小テストと課題時の受講生の監視は行わない。
工夫した点
・講義動画を録画し、2回目まではネット環境が悪い学生向けにClassroom経由で公開したが、WiFiルータの貸与が始まったため、動画公開を取り止めた。ネット接続の問題で動画を見たい場合には、メールにて問い合わせてもらい、公開が必要な場合には、その学生限定で公開した。動画公開を取り止めたことに対するクレームは一切なかった。
・配布資料に基づいて授業を進めたが、一部空欄を作っておき、学生自身が講義の中で記入することで講義資料が完成するようにした。
・配布資料にはパスワードを設定するとともに、受講生には資料内の情報を一般向けに公開することのないように何度も注意喚起した。
・毎回の分量が多くなり過ぎないように設定し、極力ゆっくり話すように努力した。
反省すべき点
・課題の提出期限が短すぎるとのクレームがあった。期日どおりに提出した受講生も多かったが、他の講義でも毎回課題が出される状況を考慮して提出期限を設定すべきだったかもしれない。
その他気が付いたこと
・動画公開をやめることでクレームが出ることを想定していたが,逆にリアルタイムに受講するには規則正しい生活を送る必要があるため,生活リズムを崩さずにすみ,助かったとの意見が多く寄せられた。

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