科目名 | 情報基礎B |
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対象 | 工学部 化学・バイオ工学科 1セメスター |
担当教員 | 林 大和(工学研究科) |
受講人数 | 114人 |
授業内容 | PCを用いた情報の科学と技術からのアプローチにより,理工系学生としての基本的なアカデミック・スキルを獲得するとともに,情報社会の責任ある市民としてのソーシャル・スキルを獲得する。 |
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授業形態 | アップロードしたストリーミング動画の視聴(12回)とGoogle Meetを使ってライブ配信講義(2回)講義に利用したスライドをClassroomに掲載しない.(動画でフォローするように導くため、アップロード動画の活用) 授業内容の概要のみA4 1枚でPDF配布 毎回簡単な授業中提出課題や通常の課題を課す。 |
使用LMS | Google Classroom |
評価方法 | Classroomの課題と出席による評価。実施時の受講生の監視は行わない。 |
工夫した点 | ・ストリーミング動画は、MS PowerPointではなく、動画作製ソフトで作製。
(iMovie、Final Cut Pro、Davinci Resolve) ・動画の作製において、ジングルやサウンドロゴなどの効果音をテンポよく配置、シンキングタイムのサウンドなども導入した。
・音声を学生が聞きやすいように工夫・調整(マイクの選択や音の編集)。
・ライブ配信はスイッチャーを使用して配信し、通常の動画視聴と異なる臨場感を演出、ジングルやチャイム、サウンドロゴの効果音、テロップを効果的に活用(オンラインライブ授業でしかできない演出)。
・講義内容ならではのオンライン課題を出題(動画による提出など)。
・掲示に⏰️絵文字👍を使って、目を引くように学生の⚠️注意⚠️を喚起。
・動画には課題のみ、Classroomの掲示には提出期限のみを示した。
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反省すべき点 | ・緊急で初回4回は、機材等が不十分で上記の対応ができなかった点
・適切な動画音量や学生のパソコン環境や習熟度の把握ができない点
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その他気が付いたこと | ・オンライン授業は単なる通信教育にならないように双方向という意識をした演出が重要。
・学生に学習しているだけなく、参加している意識を持たせる工夫が必要。
・毎回配信されるclassroom掲示メール・掲示をよく読んでいない学生が一定数存在する。
・classroomの課題提出や出席は、期限後でも登録が可能であるので、何もなかったのように期限後(数分〜1ヶ月以上)に提出する学生がいる。
・時代的に動画作製に興味を持っている学生が多いので、創意を擽るような内容の動画作製などのプレゼン課題は非常に効果的(コピペもできない)で、BYODを活かした新しいスタイルの授業や課題が重要であり必要。
・オンラインではなおざりになりがちな教員とTAの情報共有が重要であり、教員とTAが情報(事前・事後)を共有できるように授業準備用のclassroomを作成、授業での問題をTAと共有するだけでなく、今後の参考になるように学科の実験・実習授業の担当教員と準備用classroomを共有した。
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