科目名 | 経営史 |
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対象 | 経済学部 5・7セメスター |
担当教員 | 結城 武延(経済学研究科) |
受講人数 | 130人 |
授業内容 | 主として日本を事例として,企業が発展・衰退する長期的な過程を解説する。 |
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授業形態 | Google Classroom,オンライン・オンデマンド方式 (1)授業前日:Google Classroom上に事前配布資料をアップロードする。 (2)授業当日:Google Meetにて1人会議で講義を録画してClassroomに掲載。 (3)授業当日:学生はClassroomでその回の授業のコメント・質問を行う。 (4)授業後1−2日:コメント・質問に対して教員がリプライする。 月に1回程度簡単な課題を課す。課題の範囲や点数配分はひと月前までに告知。 |
使用LMS | Google Classroom |
評価方法 | 毎回の授業に対するコメント・質問について,未提出が4回以下の学生(タイプ(1))と未提出が5回以上の学生(タイプ(2))で分けて,以下のように評価した。 タイプ(1):平常点(授業の質問・コメント),課題(月1),期末レポート タイプ(2):課題(月1),期末レポート |
工夫した点 | ・授業構成の時間配分に気をつけた。事前配布資料による学習:20−30分,講義:40−60分,授業後の質問・コメント10−20分程度とした。理由は長時間の動画視聴は学生が集中力できない状態になりやすいからである。したがって,録画時間を1動画あたり20−30分に収め,1回の授業あたりの録画時間は40−60分以内とした(動画を2−3分割して掲載した)
・オンデマンド授業はどうしても一方通行になりがちであることを考慮して,質問・コメントに対するリプライを迅速に行うことでライブ感を出すように努めた。(当日ないし翌日中にリプライ。)
・成績評価方法についてタイプ(1)とタイプ(2)に分けて,オンライン時における学生の多様な学習スタイルに対応させるようにした。こうした措置をした理由は,①一定割合の生徒からフィードバックを得て授業の軌道修正にも使えること,②やる気のある・教員とコミュニケーションをとりたい学生の需要にこたえることができるためである。
・質問・コメントについて,全体で取り上げるべき質問・コメント及びそれに対するリプライを5−10ほどピックアップして,Classroomで共有した。
・学生の学習環境に幅があることを考慮して,レポート課題は具体的な課題設定を行ったうえで,最も重要な文献は予めこちらで指定してClassroomで共有した。(課題例:教科書第13章と「参考文献③」をふまえたうえで,日本のコンビニエンスストアにおいて,ボランタリー・チェーンはフランチャイズ・チェーンと比較してなぜ大きな広がりを見せなかったのかを論じなさい。)
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反省すべき点 | ・課題やレポートの難易度や分量にばらつきがあった。もう少し考えさせる内容にした方がよかったかもしれない。
・もっとオンラインを活かした資料(視覚的なもの)も用いたほうがよかったかもしれない。
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その他気が付いたこと | ・とくになし。 |